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激安自作PC向け Micro ATXサイズのPCケース 舞黒透レビュー|浅広ゲー

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コスパPCを組もうと思ったら必ずといっていいほど目に付く黒透。

そのMicroATX版である舞黒透(まいくろすけ)。

実売3,000円前後の激安PCケースのメリットやデメリットをレビューします。

 

目次

 

 

基本仕様

対応マザーボード:Micro ATX MiniITX

対応電源:ATX規格電源

5.25インチベイ:1

3.5インチベイ:1+共用1

2.5インチベイ:2+共用1

搭載可能ファン:フロント 120mm or 80mm×1 リア 80mm or 90mm×1(80mm搭載済み)

対応CPUクーラー:高さ145mmまで

対応VGA長さ:長さ315mmまで

フロントI/O:USB3.0×1 USB2.0×2 Audio IN/OUT Resetボタンあり

寸法:高さ360mm 幅186mm 奥行377mm

 

特徴

何よりも特徴的なのが実売3,000円前後という価格ではないでしょうか。

ただ、最安でいうと同じMicroATXサイズのThermaltake Versa H17というモデルもあります。

 

高さ360mmとMicroATXサイズのケースではかなりコンパクト。

それでいて最近は珍しい5.25インチベイがあるので光学ドライブが搭載可能です。

3.5インチ・2.5インチベイも多数あり最大で計4台接続可能。サイドパネルは今風なアクリルで内部が見える作り。さらに(一応)裏配線にも対応していたりと激安ながらツボを押さえた作りになっています。

 

 

外観・付属品

正面

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USB3.0が1個に2.0が2個。一番左のには謎のダミーポート。

リセットボタンあります。

フロントファンを設置した場合には両サイドのグリルから空気を吸気しますがちょっと穴が小さすぎるかも。

 

左側面

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保護フィルムはがしてませんが、剥がせばそこそこ透明感のあるアクリルパネルです。

縁がスチールの製品が多いですが、これは本当にアクリルのみです。

固定ねじはハンドスクリューなので手で回せます。

 

背面

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電源は上部。背面ファンは80mmが搭載されています。

90mmに置き換え可能です。

 

右側面

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右サイドパネルを外した状態です。右のサイドパネルはアクリルでなくスチール。

裏配線用のホールが見えますが、サイドパネルとの隙間が小さいので大量の不要のケーブルをここに収めようとするとサイドパネルが閉まらないです。

 

 

内部

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80mmのリアファンが1個付属してます。ちなみに青く光ります。

マザーボード裏のメンテナンスホールは大きめでマザーボードを外さずにCPUクーラーの交換が可能です。

 

ベイ側

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上から5.25インチ(黄)、3.5インチ(青)、2インチ二つ(緑)、底面に3.5と2インチの共用(赤)

 

拡張スロット側

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4スロット。拡張スロットのカバーは一度外すと元に戻せません。

 

付属品

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各種ネジとマザーボードに接続するビープ音スピーカーがついています。

 

 

ベイ関連の問題点

舞黒透の一番アレな点で、ベイに設置するストレージとマザーボードの干渉問題があります。

 

まずは2.5インチベイとマザーボードの干渉

 

こちらは2.5インチにSSDを設置した状態の画像です。

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こちらの場合は特に問題ありません。

が、このマザーボードはMicroATXでも横幅が短いタイプ。

横幅20cmのこのサイズのマザーボード(ASUS B360M TUF)なら問題ありませんがこれが、MicroATX規格のフルサイズである24cmになると、赤線の分横幅が伸びてストレージと干渉します。

 

 

 

そして、3.5インチHDDとメモリの干渉

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上部3.5インチベイにHDDを取り付けようとすると、メモリに干渉します。

これは横幅20cmのマザーボードでも干渉しました。

一番CPU側に近いメモリにすら干渉しました。本当に謎です。

MiniITXのマザーなら大丈夫なのかもしれません。

 

底面の共用ベイだけは干渉の不安がないので、最悪1個はストレージが設置可能ではあります。

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組み立てに関して

ケース自体がMicroATXにしては小さいので組付けは少し苦労するかもしれません。

自分はこのケース3個回目なので慣れましたが。

 

ケーブル隠しのスペースが狭いのと、ケーブルを通す穴がマザーで塞がるので事前に使用するケーブルを通す等の工夫があるなど難易度は高めです。

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特に使わないケーブルを裏側に隠すには絶望的にスペースがないので、ケーブル直だしの電源を使用すると苦労します。

プラグインタイプの電源を非常に非常に推奨します。

 

フロントパネルは取り外せるので、ファンやドライブ類は入れやすいです。

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ただ、光学ドライブは後から入れると非常に配線が難しいので、先に組み付けてSATAケーブルや電源ケーブルをつないだ状態してからマザーボードを入れたほうがいいです。

 

 

冷却に関して

エアフローがあまりよくないです。

少なくと付属の80mmのリアファンだけではミドルエンド以上はきついかなと思います。

フロントに120mmを吸気方向で取り付けると大分よくなるかなと思います。

 

最大でリア1フロント1でリアには最大90mmまでしかつけられず、フロント側の吸気口もフロントパネルの小さい穴しかないのでどんなに頑張ってもエアフローは良好とまではならないです。

 

CPUクーラーは145mmまでとちょっと大型になると付けられません。

私はサイズ製のIZUNAを使用していました。このケースだとこれがベストかも。

 

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エアフローがイマイチでCPUも大型クーラーを使用できないので、

ハイエンド構成だと絶対的に冷却が足りなくなるかも。

 

 

 

要所を抑えれば悪くない製品

・安い・軽い・コンパクト

・このサイズ・価格で光学ドライブを設置したい人なら

・マザーボードの横幅は20cmまでを推奨

・3.5インチHDDの使用は非推奨

・プラグイン電源を推奨

・エアフロー的にハイエンドはきつい

 

安いなりに荒の多い製品ですが、要所を抑えれば問題なく使用できます。

何よりこの価格で小さくて光学ドライブを使用したい人だと価格抜きでベストアンサーになる可能性もあります。

 

初心者にはオススメしませんが、自作経験のある人で安く抑えたい人にオススメします。

 

おしまい