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Razer Viper UltimateをLogicool GPro Wirelessと比較しながらレビュー|浅広ゲー

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Razerの超軽量マウス,Viperのワイヤレス版であるViper Ultimateが発売されました。

同じ無線軽量マウスであるロジクールのGPro Wirelessとどちらを買うか迷う人も多いと思うので比較レビューしてみました。

 

目次

 

 

 

仕様比較

 

  Viper Ultimate GPro Wireless
メーカー Razer Logicool
接続方式 無線 無線
ボタン数 8(実質6) 6
形状 左右対称 左右対象
重量 74g 80g
センサ Razer Focus+ HERO 16K
最大DPI 20000 16000
バッテリー持続時間 最大70時間 最大60時間

 

接続方式

どちらも無線方式ですが、RazerがViperUltimateが他のワイヤレス技術より25%高速だと謡っています。

実際、1/1000秒未満の差なのであまり気にしなくてもいいかと思いますが・・・

 

重量

去年発売のGPro Wirelessの80gも非常に驚きでしたが

驚異の74gでViper Ultimateの方が更に軽量です。

僅か6gの差ではありますが、割合にすると10%近く軽いです。

去年までRazerのワイヤレスといえばバッテリーレスでも90gが限界だったことを考えると本当に頑張ったと思います。

 

 

ボタン数

ボタン数は実質的に同じです。

Viper Ultimateは固定でメイン2・左サイド2・右サイド2・ホイール・ホイール押し込みで8個。

GPro Wirelessは左右のスイッチが取り外し式で左右全て外せばメイン2とホイール・ホイール押し込みの4個。

左右どちらかにスイッチを付ければ6個。左右両方につければ8個です。

 

両モデルともサイドは利き手の反対側しか使わないので、実質的には6個と思っていいでしょう。

 

 

 

最大DPI

自分的にはあまり意味がないと思っている最大DPI。

ここ最近の標準だったGPro Wirelessの16,000に対し、20,000を実現したViper Ultimateの方が高い数値です。

しかし、最大DPI付近で使用するとセンサの読みとりが不安定になるので最初に述べたようにあまり意味のない数値と思っていいかと思います。

 

 

バッテリー

Viper Ultimate:最大70時間(ライティング未使用の場合)

GPro Wireless:最大60時間(ライティング未使用の場合、使用時は48時間)

 

どちらもライティングをオフにした場合でViper Ultimateの方が10時間ほどバッテリー容量が多いです。

ただ、このくらいになってくると気にするほどの差でもないのかなとは思います。

GPro Wirelessを1年以上使いましたが特に不便しませんでしたし。

 

 

形状

高さ

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見た目では分かりにくい、若干GProの方が高いです。

若干とは言いますが、持った時の感触はかなり変わります。

被せで持った場合にViper Ultimateの方は手のひらの荷重がマウスパッドに結構乗りますが、GPro Wirelessはあまり乗りません。

 

サイドの形状

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GPro Wirelessはサイドもストレートに近い(若干凹んではいます)が、Viper Ultimateはサイドが強めに窪んでます。

これがこの2モデルの持った時の感触を大きく変えていて、GProWirelessがどんな持ち方でも持ちやすいのに対し、Viper Ultimateはツマミ持ちは抜群にいいですが被せ持ちは微妙でした。

 

 

ボタン

メインスイッチ

どちらも固めでしっかりと反発します。

GProWirelessはオムロン製の物理スイッチ、Viperは光学式のスイッチを採用しています。

従来の物理スイッチに比べて非接触式な光学式はチャタリング(一回押したら数回反応してしまう等の誤作動)が発生しにくいのが売りのようです。ただ、自分は仕事で光学センサを使用しますが投光部受光部の劣化による読み取りエラーはあるので実際どちらが耐久性高いかは謎です。

ただ、応答速度はViperの方が高いようですね。(メーカー曰くですが

 

サイドボタン

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どちらも左右両側にサイドボタンが2個づつあります。

GProWirelessのサイドボタンは着脱式なので利き手と反対側は外しておけます。

ViperUltimateは取り外せませんが、どの持ち方でも薬指の内側に隠れる位置にくるので間違えて押さないような位置になっています。

 

 

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サイズはどちらも小さめ。特にViperUltimateの方はでっぱりも少なく、ちょっと押しにくいです。

 

ホイール

ホイールはどちらも回転にクリック感が強くあります。

押し込みの強さも同程度。ただ、GProWirelessの方が押し込む際に滑って回転しやすいですね。

 

 

ソール・滑り

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Viper Ultimateのソールはテフロン製。フライパンのコーティングなんかに使われてる素材ですね。

かなり滑りが良く、ロジクールG640マウスパッドて試したところ他のロジクールマウス(GProやG703h等)よりも格段に滑ります。

 

滑りすぎでは?というレベルでしたが、慣れれば何ともないですね。

むしろその後に使ったGPro Wirelessが「滑らなすぎでは?」と感じちゃう位でした。

 

 

充電方法とスタンド

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Viper Ultimateは制御可能なライティング付きの充電スタンドが付属しています。

このスタンドに無線レシーバーを接続します。

 

ケーブルの着脱等せずにマグネットでマウス裏面をスタンドと接続するだけで充電ができます。

ただ位置合わせが少し難しく、てスタンドとの接続に手間取るとイライラしました。

慣れれば問題ないのかも知れません。

 

スタンドとPCをつなぐケーブルを本体に直接つないで充電しながら有線マウスとして使用可能です。

 

 

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GPro Wirelessはレシーバー用の延長コードがそのまま本体の充電ケーブルになっています。レシーバーをつけ外しをするので手間といえば手間ですね。

こちらも充電しながら有線で使用できます。

またGPro Wirelessは専用のマウスパッドを使用すればワイヤレスで給電したまま使用できます。2万円近くしますが・・・

 

 

握った感じ

実際に握ってみた感じの感触です。

ちなみに自分の手の大きさは日本人男性の平均くらいだそうです。

 

被せ持ち

Viper Ultimate

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GPro Wireless

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Viper Ultimateは小指が窮屈、というか意識しないと収まらないです。

小指だけマウスパッドに置く持ち方もありかもしれません。

GPro Wirelessは良好。

また、Viper Ultimateはサイドボタンの真ん中あたりに親指が来てしまい、イマイチ前と後ろのどこを押してるのか分からなくなることも。

 

 

掴みもち

Viper Ultimate

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GPro Wireless

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掴みもちでもViper Ultimateは若干小指と薬指は窮屈な感じですが、サイドボタンは後ろのボタン側に親指が来て操作しやすくなりました。

GPro Wirelessはこれも無難に持ちやすいですね。

 

ツマミ持ち

 Viper Ultimate

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GPro Wireless

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ツマミだとViper Ultimateは非常に持ちやすく、サイドの窪みでしっかりと保持出来てよいです。ただ、マウスの後ろ側を持ちすぎると薬指が右側のサイドボタンに触れてくるので誤爆が心配になります。

GPro Wirelessはここでも無難。いや、本当に無難に持ちやすいです。

 

どんな持ち方でも持ちやすいのがGPro Wirelessの良さですね。

 

センサ

 搭載されているセンサ仕様
  Viper Ultimate GPro Wireless
センサー Razer Focus+ HERO 16K
最大DPI 20000 16000
IPS 650 400
ポーリングレート 最大1000 最大1000

 

最大DPI(精度)やIPS(最大移動量)の数値だけ見たところ、Viper UltimateのRazer Focus+に分がありそうです。

Razer Focus+はゲーミングマウス用センサの最大手Pixart社のPMW3399のカスタム品のようで、有線タイプのViperとは異なります。(あちらはPMW3389)

 

GPro WirelessのHERO16Kはロジクールの独自開発センサーで、2018年9月に発売されたGPro Wireless以降、多くのロジクール製ゲーミングマウスに採用されています。

1年以上特に悪い評判なく使われいるという点では実績のあるセンサーです

 

 

Mousetesterでの読みとり比較

マウスセンサーチェックの定番、Mouse Testerでマウスを左右に振ったときのセンサーの読みとり値を見比べ見ましょう。

 

テスト条件

どちらも無線接続で、レシーバーとの距離は150mm程度でポーリングレートは1000Hz。

マウスパッドはロジクールのG640を使用しています。

 

800DPI

左Viper Ultimate 右GPro Wireless

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Viper Ultimateの方がスムーズな読みとり結果が出ています。
最高速付近でも安定しているのは凄い。

ただ、Viper Ultimate側で10回のテスト中に1回ネガティブアクセルのような点が見られました。

 

1600DPI

左Viper Ultimate 右GPro Wireless

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大体800DPIと同じ感じに。

こちらでもViper Ultimateはスムーズ。

 

 

3200DPI

左Viper Ultimate 右GPro Wireless

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3200までくるとViper Ultimate側も最高速付近で少しムラが出るように。

それでもGPro Wirelessと比較すると非常に綺麗な読みとり。

 

6400DPI

左Viper Ultimate 右GPro Wireless

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6400でもここまで綺麗なのは驚きました。

ちなみに、Viper Ultimate側で時間が1000ms辺り(赤丸のところ)でカウントが少し飛んでいますが、6400DPIだとどちらのマウスも稀にカウントが飛びます。

頻度はそこまで変わりませんが、飛ぶときは下の画像のようにGProWirelessの方が派手に飛びます。

f:id:yaruoFPS:20191109182954j:plainマウスパッドが使って1年近くなるので、その影響があるとは言えこの飛び方はよろしくないですね。

使っていて特に違和感は(自分レベルでは)感じなかったではありますが。

 

 

実際にエイムしてみて比較

AIM HEROというエイム練習ソフトで、実際に両者を使って比較してみました。

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リフレックスという、ランダムに出てくる的を1秒いないに撃つというモードでのスコアを比較。ウォームアップのあと10回分のスコアを記録しました。

 

ちなみにGPro Wirelessは1年以上使い続けてるんで多少なりとも有利だと思います。

 

あくまで私の場合でのスコアという事をお忘れなく。マウスには向き不向きがあります。

 

 結果

  Viper Ultimate GPro Wireless
1回目 83000 77500
2回目 69500 72250
3回目 79250 80000
4回目 85200 77000
5回目 87250 86000
6回目 82000 76000
7回目 89250 79750
8回目 85250 80100
9回目 81450 82050
10回目 88600 79550
平均 83075 79020

 

予想外に使い続けたGPro Wirelessが敗北・・・

うーんちょっと驚きです。

 

乗り換えを考えるかも・・・

ただまあ、どちらも凄く良いマウスなのは間違いないです。

 

 

まとめ的な

GPro Wirelessと比較して良しあしをまとめると

 

Viper Ultimateのよいところ

GPro Wirelessより更に軽い74g

かなり滑るテフロンソール

Razerらしくオシャレ

センサーが抜群に良い

 

アカンところ

サイドボタンの押しにくさ

被せで持った時に小指があまる

充電スタンドへのセットがちょっと手間

 

 

Viper Ultimateは若干持ち方を選ぶ事やサイドボタンの押しにくさが気になりました。

ただ、軽さは体感できるレベルで感じ、ソールの滑りやセンサーの良さといったそれを補える良さはあります。

また、充電スタンドを含めてRazerならではの見た目の良さは健在です。

 

GPro Wirelessと比較してどちらも良い、としか言えないですが個人的には慣れたGPro Wirelessから乗り換える程かといわれると難しいところです。

 

 

おしまい