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EASYDIY グラボ縦置きキットをレビュー 3スロットも余裕で縦置き可能|あさひろゲー

グラフィックボードの縦置きの需要が非常に高まる昨今、縦置き非対応のPCケースでも縦置き化するブラケットも複数発売されています。

その中で比較的安価なEASYDIYの縦置きキットをレビューします。

 

目次

 

キット内容

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ライザーケーブル

結構硬いです。曲げも硬く、横方向への捻りも厳しめ。

下部ベースと一体化しているので交換も難しそうです。

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ブラケット部

組み立て式で前後に前後に稼働できるタイプ

 

拡張スロットへの固定部は5スロット程度の長さなので、2スロット分は上下に位置を変更可能。

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フレームはあまり厚さがないので結構ペラペラです

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ケース背面よりも前にせり出してるタイプなので、下の画像のように拡張スロットがガイドで完全クリアにならないケースでも使用可能です。

そのままだとガイドが邪魔でコネクタがふさがれますが、付属のL字コネクタなどでケース外にコネクタを延長できます。

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L字コネクタ付HDMIブラケット

空いたスロットに取り付け可能なHDMIのブラケット。

L型にすることで狭いスペースの中でグラフィックボードに接続でき、ケース背面にHDMIコネクタを出せます。

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ディスプレイポートを使用したい人は下記のようなL字コネクタを使用して、ケースの外に出しましょう

 

 

クッション類

接着テープ付きのクッション

ケースとの接触面に貼ればケースに金属キズをつけなくて済みます。

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ネジ類

取り付け用のネジがありますが、ブラケットを拡張スロットに取り付けするようのネジが手回しタイプになっているので、自前で普通のタイプを用意したほうがいいかも

 

 

組み立て・取り付け

ブラケットを組み立て、下部サポートも取付ます

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ライザーケーブルをPCIE-16xスロットに接続

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グラフィックボードを縦置きブラケットに固定後、HDMIブラケットのL字ケーブルを先につないでおきます(後から繋ぐのはかなり難しい

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HDMIブラケットをケースに固定します。

最上段か最下段かはケースと相談。

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縦置きブラケットを差し込みます

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固定には5スロット分のスペースを使用します。上下に多少移動可能です。

さらにブラケット固定用の穴は長い穴になっていて上下に動かせるので、グラフィックボードが水平になるように調整して固定します。

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 取り付け完了するとこんな感じです。

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ライザーケーブルの性能低下は極小

9700K+RTX2080SUPERの構成でFF15ベンチをPCI-Eスロットに直刺しとライザーケーブル使用でスコアを比較しました。

 

直指し:10454

ライザーケーブル:10345

 

若干の低下は見られますが、1%程度なのであまり気にしなくて良さそうです。

 

 

ケースとの干渉について

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グラフィックボードの固定部が通常時の位置から30~50mm程度フロント側に寄っています。

なので例えば通常時に最大グラフィックボード長さ300mmのケースなら使用できるグラフィックボードは250~270mm程度です。

 

 

グラフィックボードの厚みに関しては、取り付け位置がマザーボード側に寄っているので特に気にしなくて良さそうです。

165mmまでのCPUクーラーに対応するケースですが、グラフィックボードの基板側から計って、サイドパネルまでは100mmくらい距離がありました。

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余程横幅の無いケースでもなければ厚さ60mm(3スロット)の厚みのグラボでも大丈夫だと思います。

 

CPUクーラーとの干渉に関しては、幅138mmのグラフィックボードを使用してCPUクーラーに虎徹を使用した場合、グラフィックボード上部と虎徹との隙間は10mm程度でした。

余程大きいクーラーでなければ大丈夫だと思いますが可能であれば簡易水冷等をオススメします。

 

その他注意

そこそこ強度がないです。

下部のサポートが無いと下側にたわみますし、前後方向もライザーケーブルに押されて前に少し傾く程度に弱いです。折れたりするほどではないですがね。

しっかりとブラケットの足がケース底面に乗るようにしたいです。

 

ライザーケーブルに押されて右側が少し前に寄っています。

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また、ボトムファンにブラケットの足が干渉する事が多そうです。

 

総評

良い点

・拡張スロットにガイドレールが残るタイプでも使用可能

・そこそこ安い割に悪くないライザーケーブル

・厚さ3スロットも余裕で使用可能

・ある程度上下位置を調整可能

 

気になった点

・ライザーケーブルが固い

・ブラケットの強度が低い・曲がる

・底面ファンが使えなくなる可能性

 

割と手軽に普通のケースでグラフィックボードを縦置きできます。

多少物理干渉が心配ではありますが、VGA対応長さが最大で50mm縮むことに注意すれば大抵はクリアできそうです。

厚み方向にかなり余裕があるので3スロットタイプのグラフィックボードも縦置きできるのは大きいですね。

縦置き対応ケースの場合、殆どが2スロットまでですから。

 

心配だったライザーケーブルですが硬いことは硬いものの、性能の低下はそこまでなくて一安心。

強度的な不安が少しあるのが不満です。

 

5千円ちょっとで買えますし、ケースの交換に比べればはるかに簡単にグラフィックボードを縦置き化できるので面白い製品だと思います。

 

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